




ご挨拶
将来の世代も
地球で安全に暮らし続けられる
「持続可能な社会」の
実現に挑み続けます。
技術の発展によって得ることができた豊かで便利な暮らし。
この暮らしを維持しながら、将来も地球で安全に暮らし続けられる「持続可能な社会」の構築に、私たちが持つ砂、土及び廃棄物の再生加工技術を活かすことにより貢献したいと考えております。
事業案内
主な事業
遠州砂の製造販売
天竜川の流砂によって形成された天然の砂です。
粒度が微粒でバラつきが少なく粒形が球状で不純物もほぼ含まないため、その特性を生かして、鋳物砂、ゴルフ場のグリーンや建材として使用されております。

遠州砂について
静岡県西部にある遠州地方に面する海域は遠州灘といい、天竜灘、遠江灘とも呼ばれております。
遠州灘に面する海岸線は平滑で、天竜川から流出する土砂が沿岸潮流に乗り、「遠州の空っ風」と呼ばれる強い西風によって内陸へ運ばれ、御前崎から天竜川河口西部にかけて海岸砂丘が発達しています。
この砂は遠州砂と呼ばれる天然の珪砂で、細粒であり、良くふるい分けられ、砂粒の円形度が高く、シリカを多く含むという特徴があります。
これは風によって海浜砂が選択運搬される結果であると考えられています。
遠州砂の歴史
静岡の鋳物は江戸時代から続く歴史があります。徳川家康ご用達の鋳物師たちを駿府にあつめ、鋳物づくりを行っていました。
遠州砂は、リーディング産業である自動車産業と共に成長し、特に大型エンジンの鋳造に活用されてきました。
現在、砂を利用した最先端の鋳造技術は、エレクトロニクス製品、工作機械などに幅広く利用される一方、ガラスや建築資材、さらにはファインセラミック素材といった新しい分野でも活躍しています。
当社の役割
無尽蔵に思える砂も水や森林と同様に限りある貴重な資源です。
そして、採取場所や砂の種類によって用途も価値も異なり、私たちの暮らしに欠かせない大切な存在でありコンクリートや窓ガラスやスマートフォンの液晶画面の製造にも原料として使用されております。
また、人類が金属という素材を発見した時から砂と鋳造の深い関わりがあり、金属の歴史と文化を創造してきました。
私たちは砂のもつ限りない可能性を追求し再生加工によるリサイクル化や代替品の開発を実現し、持続可能な社会システム、即ち「循環型社会」の構築に貢献したいと考えております。
私どもは、この遠州砂を独自の技術により水洗い、篩い分け、乾燥などの加工を行い、様々な目的に適した製品にして出荷しております。
用途
- 鋳型用材料
- 芝床用
- 建材用
- 園芸用
- セメント他各種モルタル用骨材、他
製品
- 鋳物砂原料
- ゴルフ場グリーン目土
- モルタル系特殊建材の骨材
その他事業
- 建設資材の販売
- スタボン製造(自然土舗装材)
- 各種委託再生加工
- 残土処分
- 砂利の採取
- 産業廃棄物収集運搬
- 鋳物砂のリサイクル(産業廃棄物処分業、再生委託加工、粉砕、分級、焼成)
施設案内





1 原砂洗浄分級設備
原砂を水洗洗浄して泥分ゴミ・石分除去
- 洗浄の能力
- 100t/日
- 水洗砂用途
- 乾燥砂の原料用、ゴルフ場用、鋳物砂用、建設資材用

2
乾燥キルンにより
砂乾燥
重油バーナーによる熱風乾燥78℃設定70~100℃

3
洗浄砂乾燥粒度
選別製造設備
- 粒度選別
- 振動ふるいによる選別後にタンク貯蔵
(タンク80tx2 60tx1)
- 生産の能力
- 10t/日
- 乾燥砂用途
- 鋳物型用、ゴルフ場用、モルタルセメント用、馬場用、土木資材用

ミルスケール(鉄粉)製造設備
4 ミル原料乾燥ライン
[ 乾燥炉 ] 乾燥キルンにより原料乾燥

ミルスケール(鉄粉)製造設備
5 ミル粉砕ライン
【コニカルボールミル】によりミルスケール粉砕製造
- 粉砕生産能力
- 18t/日
- ミルスケール用途
- 防音用建材パネル、肥料用、建材用

中間処理設備
6 土木資材再生盛土製造
鋳物廃砂を中間処理して土木資材の再生盛土製造
- 生産能力
- 77.21t/日(許可数量)
- 再生盛土用途
- 土木資材用、建築資材用

人口砂再生加工設備
7
人工砂焼成炉
(ロータリーキルン)
[ 焼成炉により人工砂を再生加工 ]
- 生産能力
- 10t/日
- 特殊鋳物砂再生加工用途
- 鋳物型用

自然土舗装材製造設備
8 スタボン製造ライン
- スタボン混錬・袋詰め能力
- 600袋/日、25kg入り/日
- スタボン用途
- 土木建築資材・園芸用資材

トラックスケール設備
9 80tトラックスケール
- 型式
- マルチロードセル式
- 積載寸法
- 3,000mmx18,000mm
- 秤量
- 80,000kg
- 制御部
- 12.1インチカラー液晶ディスプレイ

会社概要
商号 | 株式会社 Sakatec 静岡 |
---|---|
所在地 | 〒437-1612 静岡県御前崎市池新田4432-40 |
TEL / FAX | 0537-86-2402 / 0537-86-3040 |
設立 | 令和3年8月26日 |
決算月 | 3月 |
資本金 | 10万円 |
代表者 | 代表取締役 上村京太 |
主要取引銀行 | 静岡銀行 御前崎中央支店 滋賀銀行 本店営業部 |
許認可取得情報
- 産業廃棄物収集運搬業
- 静岡県砂利採取業者登録
- 産業廃棄物処分業
加入団体
- 社団法人静岡県産業廃棄物協会
- 静岡県砂利工業組合
沿革
- 昭和43年1月
- 遠州砂の利用について研究に着手。
- 昭和44年8月
- ひかり産業株式会社を創立。静岡県御前崎市池新田に工場を建設して、鋳物砂の製造販売を開始。
- 昭和45年8月
- 砂の不純物除去の新方法を開発。同設備を精製ラインに加え、さらにシェルモールド用ホットコーティング設備を設置。EMサンドと浜岡コーテッドサンドの生産を開始する。
- 昭和45年12月
- 工場敷地内に事務所を建設。
- 昭和49年3月
- コーテッドラインを増設。
- 昭和50年12月
- 遠州砂の水洗設備を設ける。
- 昭和55年11月
- ロータリー式燃焼炉を設置、再生砂の製造を始める。
- 昭和50年8月
- 産業廃棄物処理事業に参入。
- 平成元年2月
- 最新式ロータリーキルンを設置(能力時間20t)。
- 平成11年7月
- (株)深沢工務所が事業を承継。
- 平成13年7月
- 自然土舗装材スタボンの製造を始める。
- 平成17年9月
- コニカルボールミルを設置、ミルスケール(酸化鉄)粉砕の委託加工を始める。
- 平成22年8月
- 株式会社深沢工務所に合併し、御前崎市の製造工場を株式会社深沢工務所 静岡支店に支店名を変更し営業継続。
- 平成24年10月
- 人工砂を再生する焼成設備を導入し、人工砂の焼成委託加工を開始。
- 平成25年5月
- 産業廃棄物(鉱さい)のリサイクル設備導入し、鋳物廃砂中間処分業の許可と収集運搬業の許可取得。鋳物廃砂の100%リサイクル品として土木資材の再生盛土の製造を開始。
- 平成25年10月
- 鋳物砂を原料としたサイクル商品である「再生盛土」について、静岡県の使用承諾を取得。近隣の公共土木工事と民間造成工事用に販売開始。
- 平成30年10月
- 株式会社Sakatecに社名変更を行い、合わせて(株)Sakatec静岡支店に支店名変更。
- 令和3年12月
- (株)Sakatec静岡支店を分社化して(株)Sakatec静岡として独立。全株式を(株)山﨑砂利商店に譲渡、(株)山﨑砂利商店のグループ会社の一員となる。
- 令和4年8月
- 令和4年8月80tトラックスケールを導入。